新しい世界と出会った瞬間
こんにちは。
3年目サラリーマン「こーだい」です。
今私は東京でサラリーマンをしています。今の会社を初めての就職先として選んだ理由は二つ!
- 採用担当の人が面白かったから
- 海外で働くことができるから
細かいことを言うといろいろとありますが、大きくはこの二つです。一つ目はさておき私が海外で働くことができる会社で努めたいと思ったきっかけを少し話しできたらと思います。初めて海外に行った時の衝撃、今でも忘れることができません。初めての海外があったからこそ外の世界をもっと知ってみたいと今私は思っています。
実は私、20歳になるまでほとんど九州を出たことがありませんでした。記憶の範囲では5歳くらいの時にディズニーランドに行ったような。。。そんなレベルでした。そんな私でしたが、大学2年になった時に、ふと「海外行ってみたいな」と思うことがありました。当時、大学の共通教育の中でも比較的良い評価がとりやすいといわれていた海外関連の講義がありました。周りと同様に楽したい気持ちで取った講義でしたが、そこで出会った先生が海外の魅力を伝えており、いつの間にか私はこれまで考えもしていなかった海外というものに足を踏み入れたくなったのでした。
その先生は大学の海外研修の付き添いもしており、私はこれはチャンスといわんがばかりにその研修に申し込みました。正直、どこでもよかったです。とりあえず日本以外の国を経験したかった。海外に行ったってことを自分で感じたかった。それだけでしたが、そんな私の人生の分岐点ともいえる初海外はニュージーランドでした。当時、10名の大学生と行くことになりましたが、人見知りかつ、まったく英語の話すことのできなかった私にとって、とっても大きな決断、挑戦だったと思います。
New Zealandとは

New Zealandとはオセアニアに属している国です。オーストラリアの右下に位置しており、北島と南島からなっています。首都はウェリントン、北島に位置しており、国家の首都としては世界最南端に位置しています。ニュージーランドの歴史、芸術、そして文化の中心街となっています。私が初めて訪れたのはオークランド。こちらはウェリントン同様北島に位置していますが、北島の北部に位置しています。こちらはニュージーランド最大の都市で、国内の人口の約3分の1が生活しています。ヨットやボートが盛んで「City of Sails」の愛称も持っています。オークランドは比較的多様な人種が混ざり合っており、留学生も多く滞在しています。
ニュージーランドはたくさんの自然にあふれた国で、その自然を利用したアクティビティも盛んです。それらに関してはまた別の機会で紹介できたらと思います。
私に突き付けられた現実
初めての海外は私にとってすべてが新しいものばかりでわくわくドキドキの世界でした。そもそもまともに飛行機にも乗ったことなかったし、入国審査のおじさんはしかめっ面してる人ばかりだったし、何もかもが分からなくてあたふたしていた記憶があります。
大学の海外研修ということでしたが、私たちはそれぞれ3週間ホームステイをすることとなりました。まずは、現地の語学学校に行き、テスト受け、今後のスケジュールを確認し、そこにホストファミリーが迎えに来てくれるということになっていました。
いよいよホストファミリーとのご対面となった時、私の緊張は最大マックスでした。というのも、大学から来たメンバーといるときは英語がわからなくてもわかる人に聞けていたのです。それがホストファミリーと過ごすとなると日本語が一ミリも通じない人とコミュニケーションをとらないといけない…当時の私は冷や汗かきまくりだったと思います(笑)
当時の私のホストファミリーは75歳のおばあちゃんだったのですが、私の嫌な予感は的中していました。最初にあった時、私が緊張していたこともありましたが、一切相手が何を話しているのか聞き取ることができませんでした。これから3週間やっていけるのか…と思ったことをはっきりと覚えています。
突然の怒号
研修初日、ホストファミリーの家まではバスを使って移動しました。その時事件は起きたのです。。。
ホストマザーと一緒にバス停まで歩いていたのですが、バスに乗る間際、ホストマザーと私の間に急に割り込んできた人がいました。私はびっくりしたものの、これが海外か。。。とか思いながら後をてくてくと乗車しました。そしてホストマザーの隣の座席に向かって歩き出した瞬間
「 ◎△$♪×¥●&%#?!」
いきなり運転手に怒鳴られました。ビクッッとなって黙ってしまった私に運転手はガンガン何か怒鳴り声で言ってきます。英語もわからないし、なんで怒鳴られているのかもわからない私は頭が真っ白になり、その場に呆然と立ち尽くしてしまいました。その場は、その状況に気づいたホストマザーがどうにかとりなしてくれました。後々聞いたところオークランドではバスに乗るときに行き先を伝えて、そこまでの料金を前払いするシステムだったようです。行き先も言わずに勝手にバスの中に入っていこうとした私に対して運転手は「どこに行くんだ!」「お金をはらえ!」と言っていたようです。事前に下調べしていなかった私の完全なミスでした・・・
初海外で学んだこと
初めて海外に行った時の衝撃はまだまだいろいろとありますが、それは今後少しずつ書いてきたいと思います。実際は、この後も英語ができなかったり、文化の背景が理解できていなかったりということでいろいろと試練がありました(笑)
結論、私が行って感じたことは
あ、自分ってこんなに何もできないんだ…
ということです。日本で何気なく過ごしている分には何も困ることがなかったのですが、初めて文化も言葉も違う国に行って、こんなにも自分の無力さを感じるとは思ってもみませんでした。英語でうまくコミュニケーションとれないときは正直めちゃくちゃ悔しかったです。中学から大学受験まで普通に勉強してきて、得意ではないけどめっちゃ苦手なわけでもない、それでもこんなもんか。。。私の中でなにかが変わりました。
この経験を経て私は、もっと海外に行きたい、自分の知らない世界を見てみたいと思うようになったのです。初めての海外への挑戦が今の私へとつながっており、またこれからの自分を作り出すきっかけになっているのではないかと思っています。
この経験がなければ、英語を頑張ろう、異国の人と仲良くなりたいなんて一切思わなかったでしょう。あの時あの一歩勇気を出して踏み出してほんとによかった、そう思っています
あれからしばらく経ちますが、ニュージーランドは私にとって今でも特別な国の一つです。
Life is an adventure…
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